日時:5月8日(月)14:00〜16:00 場所:東大生産技術研究所 Dw601 講師:京都産業大学工学部情報通信工学科 藤井 宏先生 タイトル:  Neocortex: Questions on Top-Down Projections onto Layer I and Layer VI and Their Functional Significance - Towards a Minimum Model of Neocortex アブストラクト:  皮質の1層と6層へは、’トップダウン投射’が集中していることは周知であ り、それは視床特異核から4層へというボトムアップの流れの INTERPLAY を通 じて、知覚を生起させる。新皮質はその意味で2つの信号の流れの インター フェースといえる。そのトップダウンの流れとの’INTERPLAY’とは何なのか? さらに、このシステムは外界からの〔ボトムアップ〕刺激がないフリーラン状態 で、心的イメージを惹き起こす。  今回のセミナーでは、〔2005年9月22日、2006年2月10日のセミ ナーを引き継ぎ〕、トップダウン投射について、最近の生理学的・アナトミカル な知見とともに、その機能的な意味についての議論をしたい。